中学受験にあるリスクとは?|置いていかれがちな人間教育

当塾では幼少期から勉強を始めますが、その勉強が何を目指すものなのか、またどうして勉強しなければならないのか?ということを考えると、ただ頭が良くなることや、成績が優秀になることだけを目指してしまうかもしれません。

特に受験勉強となると、もちろん、目標とする学校に入るためにするものですが、それだけの意味しかない訳ではないです。

一生懸命勉強した結果、勉強で得た知識や経験、忍耐力など、これからの人生で役に立つはずです。

例えば、国語ではたくさんの文学作品を読んだり、慣用句やことわざなどを学びます。

取りも直さず、それらは教養となって、今後の人生において精神的な豊かさを提供するものとなるでしょう。

勉強とはただ成績が良くなることや、中学受験をするためのものではなく、将来のその人生を豊かにしてくれるものでなければならないと思います。

そしてそれは勉強さえできれば良いというものではなくて、人間性を養うものであって欲しいと思います。

幼児国語で取り上げるお話に、「人を転ばせる蛙」のお話があります。

このお話は、そうした勉強だけできても、人間性に欠ける者を批判するお話です。

今昔物語ではこれを

「然レハ人尚態ニハ不依シ只心用也」

「しかればひとなほわざにはよるまじ。こころもちゐなり。」

と書いています。

「人は学があるというだけでは何もならない。心の有り様(人間性)が大事だよ。」

ということを昔の人も思っていたのですね。