
中学受験の勉強に途中でついていけなくなってあきらめてしまうということが起きるのはなぜでしょう?
集団塾の勉強が、4年生、あるいは5年生あたりで急に難しくなったように感じて、ついていけなくなってしまうこともよくあります。
また、3年生や4年生あたりから中学受験をしてみようかな?と考えて塾に入れてみたものの、普段の学校の勉強とは違って、問題がとても難しいことに驚くということもあります。
この辺りでショックを受けないためにも、はじめの勉強の仕方が肝心です。
それは低学年のうちから難しい問題をしておく、ということではありません。
4年生や5年生の勉強から逆算して、そこにちょうど良いレベルに達しておくように準備すれば良いのです。
その準備は低学年のうちから少しずつ進めておけば十分に間に合うのです。
はじめは本当に簡単な基礎から、徐々に難易度をあげて、しっかりと基礎を身につけていけば良いのです。
急に難しい問題をやったり、勉強量が急激に増えたりすると、精神的にも肉体的にも負担になってしまい、勉強が嫌になってしまいます。
低学年のうちに少しずつ、易しい問題からはじめ、無理なく進めることが大切です。