
中学受験は長い道のりです。
途中で難しい問題をなかなか解けるようにならなかったり、挫けそうになることも多々あります。
中学受験を乗り切るには、辛いことや、嫌になってしまうことがあっても、あきらめずに耐える力が必要です。
そうは言っても、低学年の子はまだ幼いですから、あまり無理難題を押し付けてもいけません。
ですから、徐々にちょっと辛いことや嫌なことがあっても我慢できるように仕向けることが必要です。
小さいうちは、ちょっとのつまずきに泣いてしまうこともよくあります。
親としては、とてもかわいそうに思ってしまうかもしれません。
ですが、泣いてしまうからと言って、いつもそれが本当に耐え得ないほどの苦痛とは限りません。
様子を見て、励ましながら、乗り切れそうなら、そこを我慢して乗り越えることも必要です。
いつも泣いたら、やめてしまうと、すぐにあきらめてしまう癖がついてしまいます。
ものすごい苦痛を与えるのはよくないですが、ちょっとした我慢はできなければなりません。
そうして乗り越えたという自信がつくと、いつしか自分で壁を乗り越えられるようになっていきます。
きっとそれは、大人になってからも生きていく上で必要なものではないでしょうか。